金粉または銀紛をちらした鳥の子紙
金振鳥の子(きんふりとりのこ)銀振鳥の子(ぎんふりとりのこ)とは、鳥の子紙(和紙の一種)に金粉または銀粉を振りかけて装飾した和紙です。
表面は滑らか、裏面は無地でざらざらした質感です。
主に美術作品や工芸品、襖や屏風などの装飾に使われます。
・金振鳥の子:白色の鳥の子紙に、金粉をちらした和紙
・銀振鳥の子:白色の鳥の子紙に、銀粉をちらした和紙
【鳥の子紙とは】
雁皮(がんぴ)を主原料とした高級和紙で、光沢があり滑らかで緻密な肌合いが特徴です。
名前の由来は、「鳥の卵の殻のような、やわらかく上品な黄味がかった白色」にちなんでいます。
古くから書道や日本画、掛け軸、巻物、襖(ふすま)などに使用されており、現在では高級印刷物や伝統工芸の分野でも重宝されている和紙です。
- 厚さ
- (約0.15mm)
- 色
- 白
- 印刷適正
- インクジェットプリンタ:△
※金粉・銀粉の上にはインクが乗らない可能性があります。
レーザープリンタ:〇
- 注意事項
- 特殊紙・ファンシーペーパーは、基本的にインクジェットプリンタやレーザープリンタ出力を想定した設計はされていません。
ただし、それぞれのプリンタで出力できる紙があります。
プリンタの機種やインクの量、紙厚、連続給紙枚数、温度・湿度等の室内環境など、いろんな条件の組み合わせで、うまく出力できない場合があります。
あくまでも目安としてお考えいただき、ご使用の際は必ずテストプリントを行い、ご自身の責任の範囲でご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご注意事項
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